フィールドワーク・行動学・分子生物学の手法を組み合わせ、哺乳類の地域個体群について研究しています。



小豆島の哺乳類2種(ニホンザル・ニホンジカ)の分子系統地理に関する論文を発表しました。両種はともに本州由来であるという点で共通する反面、現在の遺伝的多様性は両種で大きく異なるということがわかりました。初のシカ(+サル)論文です。

日本哺乳類学会2023年度大会 100周年記念沖縄大会でポスター発表を行いました。演題は「瀬戸内東部域におけるイノシシの島嶼への生息拡大プロセスの検討」です。初のイノシシについての成果発表でした。

International Primatological Society-Malaysian Primatological Society (IPS-MPS) Joint Meeting 2023でポスター発表を行いました。今春に出版されたニホンザルのメス間の親和関係に関する論文(Ishizuka & Inoue 2023)の内容です。